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花脊の松上げ

予告いたしましたとおり、花脊の松上げに行ってきました。
もともと「松上げ」は、お盆の精霊送りとして行われていたもので、現在では、火災予防や五穀豊穣祈願もあわせて執り行われています。
京都では、8月15日の「花脊の松上げ」のほかにも、8月24日の「雲ヶ畑の松上げ」、同じく8月24日の「広河原の松上げ」が同じように行われているんです。
午後9時、花脊松上げ保存会のメンバーが、長さ約20メートルの丸太の先に取り付けられた「大笠」をめがけて手松明を投げいれ、誰が一番最初に「大笠」に点火させるかを競います。
「大笠」が燃え尽きてくると、メンバーの手で丸太が引き倒されて火の粉が空高く舞い上がり、クライマックスを迎えるのです。
2年前に訪れた時は、直前に物凄い雷雨に襲われ、危うく中止になりかけたうえ、風がまったくなくて、煙が抜けなかった記憶があったのですが、今年は天候にも恵まれ、満天の星空の下で、盛大に松上げが行われました。
この2枚が、手松明を「大笠」に投げ入れている様子。

そしてこの1枚が丸太が引き倒されて、火の粉が舞い上がる様子です。

Comments:2

calypso_siren 07-08-16 (木) 12:54

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不思議な感じ。きれいですね。これは知らなかったです。
これってはなせ、と読むのですか?

kaztak1972 07-08-16 (木) 17:00

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>calypso_sirenさま
はい、読み方は「はなせ」で正解です。
一般的には「花背」と書くのですが、正式には「花脊」みたいなので、
こちらの書き方にしてみました。
私は、一昨年「月刊京都」を読んで、この行事の存在を知りました。

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