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2006-08

京都迎賓館参観レポート(3)

夕映の間をあとにして、次に向かったのが「藤の間」(晩餐室)です。
天井の照明は、すべて京指物で作られており、上下に移動することで
15パターンの照明を演出することができるのだそうです。
正面の壁には、横幅16mの綴れ織「麗花」が飾られており、
陳腐な表現ですが「見事」の一言とため息をつくばかりでした。
手前の額に入っているのが、原画です。
実物と比べても、色の違いがほとんどないのが分かりますでしょうか?
そのぐらい原画に忠実に各色が再現されていました。
そう考えると、微妙な色使いをどこまで忠実に表現できるかが、
技術の継承にはもっとも重要なのかもしれませんね。

京都迎賓館参観レポート(2)

正面玄関(車寄)の扉は、吉野杉の一枚板でできているのですが、
開けっ放しになっていたので、撮影できず。
建物の内側から撮影しようと思ったがそこは撮影不可…。
指定された場所以外での撮影が禁止されており、正面玄関(外側)はOKだったが、
扉を挟んだ建物の内側ではNGだったので、扉の撮影はあえなく断念…。
館内に入り、右手に折れると「聚楽の間」(ロビー溜まり)が。
椅子の布地はもちろん西陣織。部屋には堂本印象の絵画が飾ってありました。
残念ながら、ここも写真撮影不可でした…。
次が、大会議室に当たる「夕映の間」です。
この部屋は建物の南側に位置しているのですが、西側の壁には愛宕山に沈む夕日が、
東側の壁には比叡山から上る月が、それぞれ綴れ織(西陣織)で飾られています。
こちらが、西側の壁面にかけられた「愛宕夕照」。
そして、これが東側の壁面にかけられた「比叡月映」です。

京都迎賓館参観レポート(1)

今日(8/26)、京都迎賓館一般参観の抽選に当たったので
日帰りで京都に行ってきました。
まだ、先週(8/16~8/19)の旅行の写真をまったくアップしていないのですが、
先に京都迎賓館の参観の模様を随時アップしていきたいと思います。
京都迎賓館には15:30すぎに着いたのだが、参観証で指定された時間が
15:50~16:20だったので、迎賓館の周囲と御苑内を散策してから、
15:55頃に南門から迎賓館の中に入り、地下の駐車場で空港の搭乗口並みの
手荷物検査を受け、受付したのちに、注意事項の説明を受けてから正面玄関へ向かう。
迎賓館に入るまでは、いつ雨が降り出してもおかしくない雲行きだったが、
外に出たらついに雨が降り出していた…。
(写真は、地下駐車場をあがってきたところの正面玄関(車寄)です。)

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