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2007-01

都七福神めぐり(6) 六波羅蜜寺

摩利支尊天から六波羅蜜寺までは、徒歩5分ほどの近さ。
お正月ということで「皇福茶」が振舞われていたのですが、私が行ったときは、妙にごった返していたので、またの機会にということにしました。どうせ、近い将来、また正月の京都に来るだろうし、一度に全部済ませないで、楽しみは少し残しておこうかな…と。来年、いきなりなくなってたりしないだろうから。
で、六波羅蜜寺では、参拝客に初稲穂を授与していたのですが、そのままホテルに持っていくのもなんだし、かといって、旅行カバンに押し込んで家に持ち帰るという性質のものでもない気がしたので、これもあえて受け取らないことにしました。なんでもかんでも、節操なくいただいてくればいいというものでもないですしね。
さて、六波羅蜜寺でもご朱印をいただいたのですが、色紙を差し出すと、ここでもお寺の方に声をかけられました。
「今日、全部回ってきたの?」
  ─ はい。朝から回っています。
「この(色紙の)大黒様、珍しいねぇ。ねぇ、誰だった?」
  ― はっ???(意味がわからずキョトンとする私)
「このご朱印の字。あそこ(松ヶ崎大黒天)の住職は、いつも『大』の字がはみ出すぐらいに大きく書くんだけど、これは、ずいぶんこじんまりとしてるわねぇ。ご朱印押したの誰だった?」
  - う~ん、結構、若い方だったんでご住職ではない方かと…
「やっぱりねぇ、いつもと違うと思った…」
  - へぇ、違いってあるもんなんですねぇ…。
ということで、私がご朱印を集めた色紙は、「珍しい」1枚となったようです(笑)。
(色紙の写真は、改めてどこかの記事に貼ります。まだ七福神を全部回りきっていないものですから…)

摩利支尊天(建仁寺禅居庵)

さあ、ゑびす神社の次は六波羅蜜寺だな…と歩き出すことわずか数歩。左手を見ると「摩利支尊天」の文字が…。そして、そこに鎮座するのは、今年の干支のイノシシ。あれっ、最近どこかで見たような…と考えて、3秒後に思い出した。そう、麻生圭子さんの日記(2006/12/31)に出てきたところだ!!
おおっ、ここだったんだ、全然知らなかったぞ。
これも七福神めぐりをしようと思わなければ、絶対に見つけられなかったはずなので、ちょっと寄り道。
この摩利支尊天、建仁寺の塔頭、禅居庵内にある亥年の守り神。イノシシといえば「護王神社」というイメージしか持っていなかったので、麻生さんの日記を読んで、こんなところもあるんだぁ…などと思っていたんです。護王神社は、今回の京都滞在中に行くつもりだけど、一足お先にイノシシ様にちゃんとお参りしておきました。
ここも多くの参拝客が訪れていましたが、皆さん良く知ってるなぁ…と感心することしきり。地元の方ならまだしも、明らかに観光客とおぼしき姿もちらほら。私、「るるぶ」とか「マップル」とか買わないので、良く分からないんですけど、そういう雑誌には、今年の注目スポットとして、掲載されてたりするんですかねぇ。

都七福神めぐり(5) ゑびす神社

時計の針は、まだ午後1時を少し過ぎたところ。この感じなら、急ぎ足じゃなくても残り3箇所回れそうだな、とひと安心です。四条河原町までバスに乗ろうと、河原町丸太町バス停に行くと、やってきたのは三条京阪行き。あっ、このバス四条京阪前まで行ってくれる!! 歩く距離が少しだけ短くなりました。
さて、次に訪れたのは都七福神のなかで、唯一の神社、ゑびす神社です。
さすがは、商売繁盛の神様。多くの参拝客で賑わっておりましたが、七福神めぐりの同士らしき姿は、ほとんどいませんでした。1月10日の「初ゑびす」のときは、こんなもんじゃないんでしょうけどね(下の写真は、一瞬だけフレームから人が少なくなったところを写したものです)。
ゑびす神社の鳥居(写真奥の鳥居)には、ゑびす様の顔とその下に熊手があり、参拝客はみんなでこぞってお金をそこに投げ上げています。もちろん私も参戦(?)。しかし、コレが意外とうまくいかない…。ショルダーバッグを肩から提げてるからだとか、上着がモコモコで…とか(口には出さないが)ブツブツと自分に言い訳。しまいには、ジャンパーを脱ごうかとまで思いましたが、数回目でようやく投げ込むことができましたです、はい。

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