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2007-01-17

楽洛キャンパス

3月4日から16日まで、同志社大学の今出川キャンパスで、「楽洛キャンパス」という学習イベントが行われます。
http://rakurakucampus.jp/
「京都の文化コース」、「京都の歴史コース」という2つのコースが用意されており、各コースとも毎日2コマずつ、合計40コマの講座が予定されています。こういう「知的好奇心」をくすぐるものには、すぐにでも飛びつくところなのですが、いかんせん、すべて平日の午前中に設定されており、しかも、最低4コマの講座を受講しなければならないので、少なくとも平日の二日間、仕事を休む必要があり、さすがの私でも、参加には二の足を踏んでしまいます。
ただ、各コースの講座スケジュールを見たところ、仕事を休んででも受講したいと思える講座が多くて、非常に困ってます。講師陣も各分野での第一人者といえる方々ばかりで、裏千家家元の千宗室氏、造園家の佐野藤右衛門氏、中村外二工務店の中村義明氏などなど。麻生圭子さんも「京町家・京都のくらしを楽しむ(仮)」と題して、京都の生活・文化についてお話されるみたいだし…。こりゃ、ほんとにまいったな。どーしよー(>_<)

都七福神めぐり(2) 松ヶ崎大黒天

萬福寺をあとにして、次は赤山禅院へと向かいます(と、この時まではそのつもりだったのよ。詳しくは後述)。
黄檗から六地蔵までは、京阪とJRが並行して走っているのですが、地下鉄への乗り換えを考えると、できればJRに乗りたい。次の電車時刻を調べたところ、JRは、なんと20分待ち。一方、京阪は、3分後に次の電車が到着することになっていたので、京阪電車で六地蔵へ出ます。
京阪六地蔵駅から地下鉄六地蔵駅までは、歩いて5~6分かかるので、小雨のなかの徒歩移動は、できれば避けたかったけど、しゃーないな。頭の中の地図を頼りに歩いていくと、想定していた場所にちゃんと地下鉄六地蔵駅はありました。
二条行の電車に乗り込んだところで、ここである考えが浮かびました。
「東山駅で降りて、そこからバスに乗り換えたとしても、雨模様だし、バスも定刻どおり走っている保証はない。それなら、烏丸御池で乗り換えて松ヶ崎へ行き、先に松ヶ崎大黒天へ行けばいいのではないか。」と。
正月早々、風邪の初期症状が見え隠れしていたので、寒いバス停で待ちたくなかったこともあり、つい数時間前に決めた参拝ルートをあっさりと破棄。先に松ヶ崎大黒天へ行ってから、赤山禅院へ向かうことにしました。
烏丸御池での乗り換えも、烏丸線のホームに着くと同時に、国際会館行の電車がやってきたので、待ち時間はゼロ。結果的にまったく無駄のない乗り継ぎとなり、黄檗を出てから50分で松ヶ崎駅に降り立ちました。ここから東へ歩くこと約10分、松ヶ崎大黒天に到着です。
松ヶ崎大黒天というのは通称で、正式には「妙円寺」という日蓮宗のお寺です。五山の送り火の「法」で知られる松ヶ崎東山のふもとにあります。
私が到着した時は、とても静かな雰囲気だったのですが、その静寂はわずか5分で打ち破られました。「都七福神めぐり」ツアーの団体客が押し寄せてきたのです。そういえば、萬福寺も、帰り際には団体客でいっぱいになっていたし…。とてもじゃないが、のんびりとたたずむ状況ではなかったので、早々に退散したのでした。

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