2006-04

原谷苑から市バスでわら天神前まで戻ってきた。
ここまで来たのだから、平野神社に足を運ばずして
京都の花見を締めくくることはできないだろうと思い、
予定にはなかった平野神社に行くことにした。
ココも桜の名所として非常に有名なスポットのひとつ。
約40品種もの桜の木があるので、早咲きの桜が
3月中旬に咲き始めてから、1ヶ月以上も花見を楽しむことができる。
というわけで、2006年京都のお花見は平野神社の桜で締めくくることにしました。
4種類の桜の写真があるので、2回に分けてアップします。
1枚目は、桜苑のソメイヨシノ。

そして2枚目は、咲き始めの衣笠桜です。

一夜明けて、まず最初に向かったのは原谷苑でした。
ご存知の方も多いと思いますが、ここは個人所有のお庭で
桜の時期にだけ一般開放しています。
この日の入苑料は800円（満開の週末だと1,500円）ということで、
開花具合は3～4分咲きといった感じでしたが、
木によっては8分咲きになっているものもあったので、
十分に桜を満喫することができました。
麻生圭子さんの日記によると、4/26の時点でも遅咲きの桜が
まだまだ楽しめたようです。
ちなみに原谷苑は今回が3度目。
2年前に来たときは、ほぼ満開という時に訪れることができ、
見渡す限りの桜に文字どおり圧倒されました。
これは今年の桜。（撮影日：2006/4/9）

一方、こちらは2年前に訪問したときのものです。（撮影日：2004/4/10）

JR東海「そうだ京都、行こう」の2006年のポスター＆CMは、
ここ円山公園のしだれ桜でした。
京都市内の桜の中でもこのしだれ桜は、
もしかしたら観光客の知名度No.1かもしれません。
JR東海のCMは、（特に関東圏の）観光客にとってすごい影響力を持っています。
去年の秋に放映された善峯寺は、片岡鶴太郎展と重なったこともあって
付近の道路は大渋滞になったと聞きました。
その上、円山公園は京都人にとっても最大のお花見スポット。
これで混雑していないわけがない…。
それでもわざわざ出かけて行ったのは、木がかなり弱っているという話を
聞いていたので、代が替わる前にもう一度見ておきたかったから。
今回はしだれ桜の妖艶な姿を見たくて、夜桜見物と相成りました。
手ブレを抑えながらようやく撮ったのがこの一枚。
桜花の妖しげな雰囲気が出ているでしょうか…？