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2007-01-16

都七福神めぐり(番外) 参拝順序はこうして決まった

最初に書き忘れていましたが、都七福神は次の7つの寺社にあります。
【ゑびす神】ゑびす神社 (東山区)
【大黒天】 松ヶ崎大黒天(左京区)
【毘沙門天】東寺    (南区)
【弁財天】 六波羅蜜寺 (東山区)
【福禄寿神】赤山禅院  (左京区)
【寿老神】 革堂    (中京区)
【布袋尊】 萬福寺   (宇治市)
この七福神を公共交通機関だけを使って、いかに効率的に回るかを考えるのは、なかなかの難題でした。
大ざっぱな位置関係は下記のとおりになっています。
 N              国際会館駅
 4                │
                  /      ★赤山禅院
                 │
                 │ ★松ヶ崎大黒天
            _____/ 
            /
           │
           │   ★革堂
 二         │
 条─────────┼───<東西線>────\
 駅         │             \
           ∧  ゑびす神社★      \
           烏               \
           丸         ★六波羅蜜寺 \
           線                 \
           ∨       
           │
──────────京都駅──────<東海道本線>─────
          / |          ┌────────
          /  |          │宇治市
     東寺★ | |          │
         | |          │  ★萬福寺
         | |          │
この位置関係を踏まえた上で、私がどうやって参拝ルートを決定したのか、ここからは、私の頭の中の思考手順をそのまま言葉にしてみようと思います。長文になりますが、ご容赦ください。
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  まず、唯一京都市外にある「萬福寺」は、最初に片付けておきたい。
  京都から奈良線で黄檗へ行けばいいとして、残りの6箇所はどう攻める? 
  荷物は、いったん京都駅のコインロッカーに預けるとなると、最後に東寺を
  持ってくるのが効率的でいいだろう。
  訪問するのが面倒なのは、いちばん北に位置する赤山禅院だから、ここをどう
  攻略するかが最大のポイントだな。
  じゃぁ、黄檗からどうやって移動しようか?
  おけいはんと叡山電車で修学院駅まで行くのが一番シンプルだが、京都観光
  二日乗車券の範囲外なので、交通費が少しかかりすぎだし…。
  ………。
  あっ、最寄りバス停の修学院離宮道は、市バス5系統が走ってるから、
  東山駅/東山三条で乗り換えられるぞ!
  黄檗から六地蔵に出て、そこから東西線に乗れば大丈夫だな。
  乗換先のバスは銀閣寺まで混んでるかもしれないけど、しゃーないか。
  赤山禅院と松ヶ崎大黒天の間は、徒歩で約25分ぐらいなので、ここは歩くのみ。
  松ヶ崎から革堂へどう行くかだが、松ヶ崎から地下鉄で丸太町まで行き、
  そこからバスに乗ればいいか。あまりスマートじゃないけどねぇ。
  ゑびす神社と六波羅蜜寺へは、4系統か206系統あたりで、四条河原町まで出て、
  あとはひたすら徒歩。
  残った東寺は、清水道あたりからバスで東寺南門前に出れば、七福神制覇!!
  唯一の問題は、15時半ごろまでに東寺に到着できるかだが、3年前の正月に
  「京都十六社朱印めぐり」で一日に11箇所の神社を回った実績があることだし、
  まぁ、なんとかなるだろう。
  ということで、萬福寺→赤山禅院→松ヶ崎大黒天→革堂→ゑびす神社→
  六波羅蜜寺→東寺の順で回ることに決定!!
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と、こんなことを、京都へ向かう新幹線の中で、地図を見ることもなく、車窓を眺めながら、ひたすら考えていたのでした。
ただ、実際には、急な思いつきとひらめきによって、さらにルートを変更し、それがいずれもズバリ的中していったのですが、それらは、各所の記事を書く時に明らかにします。
文字ばかりで非常に読みにくかったと思いますが、月1回平均のペースで京都の街中を歩き回っている人間の行動パターンが、少しはおわかりいただけましたでしょうか?

三十三間堂の弓引き初め

14日の日曜日に、三十三間堂(蓮華王院)で弓の引き初めが行われましたね。
このイベント、数年前までは毎年1月15日に開催されていたのですが、「成人の日」が1月の第2月曜日に動いてから、1月15日に最も近い日曜日に変更されました。
この日の三十三間堂は、境内が無料公開されるだけでなく「楊枝(やなぎ)のお加持」とよばれる縁日で、頭痛封じにご利益があるとされています。
去年は、実際に三十三間堂へ行って、新成人の弓の引き初めを見てきたので、そのときの写真を貼っておきます。(撮影日:2006/01/15)

都七福神めぐり(1) 萬福寺

都七福神のうち、唯一京都市外、宇治市にあるのが、萬福寺の布袋尊です。
なぜ、布袋様だけが萬福寺のものになったのかは、都七福神のホームページを見てもよくわかりませんが、布袋像の姿かたちが、京都市内に存在したものよりも優れていたからかもしれませんね。
ここで、大護符と呼ばれる色紙を入手し、各寺社のご宝印をいただくことにしましたが、あらかじめ7箇所のご宝印が押印済みの色紙が用意されていました。七福神のうち、一箇所だけ参拝しても、ご利益を受けられるという趣向なのかもしれませんが、そういう「ズル」はせずに、ちゃんと7箇所を参拝することにしました。

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