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2008-01

一保堂本舗のいり番茶

一保堂本舗といえば、言わずと知れた京都・寺町二条の日本茶の専門店です。
昨日、ちょっと外出したので、何気なく大宮そごうの地下食品売り場へ足を運んでみたところ、一保堂本舗のコーナーを発見。
うっ、こんな身近なところに一保堂さんがあったなんて知らなかったぁ!!
せっかくなので、何か買おうと思ったところ、「いり番茶」が置いてあったので即購入。
この「いり番茶」が、いわゆる「京番茶」なんです。
数年前、サントリーが「ま~る書いて 茶~書いて 京番茶」というテレビコマーシャルで「京番茶」を発売しましたが、これは、普通に美味しいほうじ茶。
本当の京番茶とは似て非なるものです。
一保堂本舗オンラインショップでの「いり番茶」の商品説明によると、
『いり番茶は、その年最初の茶摘みの後、ヒザ丈程度の高さに切り落とした茶の木の枝や葉、茎を蒸し、その後揉まずに葉が開いた状態のまま乾燥させます。最後に、高温に熱した鉄板の上で、3分ほど強火で炒って仕上げたお茶です。いり番茶の最大の魅力は、スモーキーな香ばしさと、さっぱりとした味わい。ありがたいことに、その独特の香りのファンになられるお客様がここ最近急増しております。ただ、逆に、「タバコくさい」「煙くさい」など、苦手とおっしゃるお客様も少なくありません。』
とあるとおり、何も知らずに「いり番茶」を買った客から「タバコくさい」と返品されることも少なくないのだそうです。
そこで、「いり番茶」を購入しようとする客には、『「タバコくさい」香りがしますが…』とあらかじめお断りしてから売るようにしているという話を聞いたことがあります。
私が買う時にも店員さんがちゃんと説明してくれましたが、私は、このお茶の香りのことはもちろん知っていますので、話を遮るように「はい、知ってますから大丈夫です」と声をかけてお買い上げ。
一説には、寺町二条の本店では、常連さんや京都人とおぼしき人には、「いり番茶」を説明なしに売ってくれるらしいですよ。

京都十六社朱印めぐり(7) 岡崎神社

熊野神社から丸太町通りを東へ約1kmほど行ったところに岡崎神社があります。
歩いても15分程度で到着する近さですが、ちょうどバスがやってきたので横着して乗ることにしました。
この神社も歴史は大変古く、平安京遷都の際、王城鎮護のために平安京の四方に建立された神社の一つです。
都の東に鎮座することから「東天王」と称されていました。
(だから、このあたりの地名を「東天王町」といいます。)
また、境内の手水舎には「子授けウサギ」の像があります。
この像は前回のうさぎ年(1999年)に復元されたもので、ウサギが多産であることから、岡崎神社は「子授けの神」としても信仰が篤いのだそうです。
【交通案内】
・市バス「岡崎神社前」下車 すぐ
・市バス「東天王町」下車 徒歩3分

京都十六社朱印めぐり(6) 熊野神社

東山丸太町交差点の北西角にある熊野神社です。
境内は非常にこじんまりとしていますが、これは京都市電(東山線・丸太町線)の敷設によって社地が狭められたためなのだそうです。
また、ここ熊野神社は、京都土産として誰もが知っている「八ツ橋」の発祥の地だということをご存じでしょうか?
境内には石碑と、八ツ橋中興の祖である西尾為治(本家西尾八ツ橋十二代目)の銅像が建てられています。
熊野神社の隣には「本家西尾八ツ橋」が、東大路通を挟んだ向かいには「聖護院八ツ橋総本店」がありますが、ここに八ツ橋屋さんが集中しているのは、この辺りが八ツ橋発祥の地だからなのです。
【交通案内】
・市バス「熊野神社前」下車 すぐ
・京阪鴨東線 丸太町駅下車 徒歩5分

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