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2008-01-29

京都十六社朱印めぐり(9) 粟田神社

「十六社朱印めぐり」も中間点を過ぎ、後半戦へと突入してまいりました。
さて、ここまで超ハイペースで移動しているように思えるかもしれませんが、決して訪問社数を稼ぐために、無理に急いで移動しているわけではありません。
各神社では、まず最初に手水舎で手と口を清め、本殿では「二礼二拍手一礼」による参拝をし、境内を散策した後に、最後に社務所で御朱印をいだたいています。
今宮神社では、寄り道をして「あぶり餅」を食べてのんびりしましたし、字面で感じるほどのせわしなさはないんです。
熊野若王子神社から粟田神社への移動には、「東天王町」のバス停から100系統(洛バス)を使って「神宮道」へ行こうと考えていたのですが、「ポケロケ」で運行状況を確認したところ、バスが近くに来ている気配がまったくありませんでした。
そこで、5系統(岩倉~京都駅前)の接近状況を見てみると、すぐに来ることになっていたので、「南禅寺・永観堂道」バス停へ向かうと、待ち時間ゼロでバスに乗ることができました。
粟田神社は、京の七口の一つ「粟田口」にあります。
京の七口とは、京(みやこ)へつながる街道の出入口を総称していて、先日紹介した御霊神社がある「鞍馬口」も京の七口の一つです(鞍馬街道)。
ちなみに「粟田口」は東海道と中山道の出入口という交通の要所だったことから、粟田神社はここから東へ旅立つ人々の信仰を集め、「旅立ち守護(旅行安全)厄除」の神様として知られるようになったのだそうです。
【交通案内】
・市バス「神宮道」下車 徒歩3分
・地下鉄東西線「東山駅」下車 徒歩6分

また、毎年10月に行われる粟田祭では、神幸祭のときに祇園祭の山鉾の原形といわれている「剣鉾」の巡行が行われます。
この神幸祭は、一昨年の体育の日に実際に見てきました(我ながら、ホントにいろんな所へ行ってるなぁ…)。
神幸祭では御神輿も出るのですが、この御神輿は青蓮院(天台宗三門跡の一つ)の中に入っていくんです。
お寺の中に神輿が入っていく様子を初めて見たので、なんだか不思議な感じがしました。

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