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2008-01-27

一保堂本舗のいり番茶

一保堂本舗といえば、言わずと知れた京都・寺町二条の日本茶の専門店です。
昨日、ちょっと外出したので、何気なく大宮そごうの地下食品売り場へ足を運んでみたところ、一保堂本舗のコーナーを発見。
うっ、こんな身近なところに一保堂さんがあったなんて知らなかったぁ!!
せっかくなので、何か買おうと思ったところ、「いり番茶」が置いてあったので即購入。
この「いり番茶」が、いわゆる「京番茶」なんです。
数年前、サントリーが「ま~る書いて 茶~書いて 京番茶」というテレビコマーシャルで「京番茶」を発売しましたが、これは、普通に美味しいほうじ茶。
本当の京番茶とは似て非なるものです。
一保堂本舗オンラインショップでの「いり番茶」の商品説明によると、
『いり番茶は、その年最初の茶摘みの後、ヒザ丈程度の高さに切り落とした茶の木の枝や葉、茎を蒸し、その後揉まずに葉が開いた状態のまま乾燥させます。最後に、高温に熱した鉄板の上で、3分ほど強火で炒って仕上げたお茶です。いり番茶の最大の魅力は、スモーキーな香ばしさと、さっぱりとした味わい。ありがたいことに、その独特の香りのファンになられるお客様がここ最近急増しております。ただ、逆に、「タバコくさい」「煙くさい」など、苦手とおっしゃるお客様も少なくありません。』
とあるとおり、何も知らずに「いり番茶」を買った客から「タバコくさい」と返品されることも少なくないのだそうです。
そこで、「いり番茶」を購入しようとする客には、『「タバコくさい」香りがしますが…』とあらかじめお断りしてから売るようにしているという話を聞いたことがあります。
私が買う時にも店員さんがちゃんと説明してくれましたが、私は、このお茶の香りのことはもちろん知っていますので、話を遮るように「はい、知ってますから大丈夫です」と声をかけてお買い上げ。
一説には、寺町二条の本店では、常連さんや京都人とおぼしき人には、「いり番茶」を説明なしに売ってくれるらしいですよ。

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