- 2006-08-06 (日) 21:45
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伯牙山は、明治に入るまで「琴破(ことわり)山」という名前でした。
「伯牙」は、中国の晋の時代の琴の名手なんです。
でも、伯牙山といえば、なんといっても町内にある「杉本家住宅」でしょう。
祇園祭の時期だけは、杉本家の「表の間」に伯牙山の装飾品が飾られています。
そこで、16日の午前中にこの「杉本家住宅」を見学させていただきました。
通常は「奈良屋記念杉本家保存会」の会員しか見学することができないのですが、
祇園祭のこの時期は、予約なしで一般公開しています(1,500円)。
もちろん内部の写真撮影はできないので写真は外観だけしかありませんが、
室礼だけでこれほどまで雰囲気が変わるものかと驚かされっぱなしでした。
たとえば、極細の竹で編まれた簾なんかは、家の内側からは外の景色が
透けて見えるのに、外からは家の中が見えないんです。
また、これだけ大型の町家だと建物を維持していくのには
人手と手間が非常にかかるんですね。
そんなことを杉本家の奥様(とおぼしき女性)が話されていました。
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