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祇園祭山鉾巡行(21) 放下鉾

放下鉾は、昭和初期まで長刀鉾とともに「生稚児」が乗っていたそうです。
下の写真を見ると、すごく傾いているのが分かりますでしょうか?
屋根に乗っている人たちも大変だろうと思います。
特に、道幅の狭い新町通を下がっていく時は、相当神経を使ったのでは?
この放下鉾から前祭最後の船鉾までの3基は、「くじ取らず」の山鉾なので
毎年巡行順番は同じなんです。
そもそも、なぜ「くじ取り式」が執り行われるようになったかというのは、
その昔、巡行の先頭を取るために山鉾町の間での争いが絶えなかったからという話を
聞いたことがあるのですが、どうやらそれだけが理由ではないらしいのです。
例えば、長刀鉾がなぜ巡行順の先頭になっているからというと、
巡行のスタート地点は四条烏丸の交差点ですが、
長刀鉾は四条烏丸より東側に位置しているので、
この長刀鉾がスタートしない限り、他の山や鉾が先に進めなかったからなんですって。

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