Home > Archives > 2007-09

2007-09

平安神宮尚美館

平安神宮東神苑の栖鳳(せいほう)池のほとりに、平安神宮の貴賓館と呼ばれる尚美館(しょうびかん)があります。
今年の京の夏の旅 非公開文化財特別公開は、「京の涼景と貴賓館をたずねて」と題して、延暦寺大書院、大雲院祇園閣とこの平安神宮尚美館が特別公開されており、「特別」といわれるとすぐに行ってしまう私は、ご多分にもれず、7月と8月に行ってまいりました。
ちなみに上記3か所は9月30日まで公開中ですので、まだ間に合います。
で、この尚美館は、大正時代に京都御所から移築された寝殿造の建物で、室内は望月玉渓が描いた襖絵で彩られています。
普段とは違う反対側から見た、東山を借景とした東神苑(栖鳳池)の眺望をじっくり楽しませていただきました♪





ちなみに、毎年4月に行われる「平安神宮 紅しだれコンサート」では、この尚美館がステージとして使われているんですよ。
今年のコンサート写真はこちら

梨木神社

本当は、今回(9月)も行こうかと思っていたのですが、京都市観光文化システムによると、萩の花はまだ咲き始めということでした。前々回の京都旅行(7月)の際に訪れた時にも、萩の花は若干咲いていたので、7月当時の写真でご勘弁を(笑)。
梨木神社は1885(明治18)年に創建され、明治維新の功労者である三条実萬と三条実美父子が祀られています。
萩の名所として知られており、毎年9月の下旬に「萩まつり」が行われます(今年は9月22~24日)。
ここは、平安時代初期に清和天皇の母である染殿皇后(藤原良房の娘 明子)の里御所があったところで、藤原良房の屋敷を「染殿」と称して、染井の水を用いた宮中御用の染所だったといわれています。
そう、梨木神社には、京都三名水の中で唯一現存する「染井」があることでも知られています(残りの二つ「県井」と「醒井」はすでに枯れてしまったらしいです)。
この水でお茶を点てると、とても美味しいそうですよ♪



楽洛キャンパスでお勉強

木曜日と金曜日の2日間有休をもらって、同志社大学で開講されている「楽洛キャンパス」に行ってきました。
  時代と庭園~小堀遠州から現代~
    【井上 剛宏(造園家)】
  冷泉家の年中行事~公家の生活~
    【冷泉 為人(冷泉家時雨亭文庫理事長)】
  華道のこころ
    【池坊 由紀(華道家元池坊 次期家元)】
  香の文化史~香りを見つめて歴史に学ぶ~
    【畑 正高(松栄堂 12代当主)】
感想は…

たのしかったぁ!!

お目当ての一つだった、佐野藤右衛門さんは、急病でドクターストップがかかってしまい、お話が聞けなかったのは少しだけ残念でしたが、いずれの講座も京都検定の勉強を通じて得た知識があるので、講義を聞いていても何の話なのか理解できるし、なにより講師が各分野の第一人者ということで、その人しか知りえないという裏話が出てきたりと、本当に楽しかった。
京都検定まであと3ヶ月。今回の楽洛キャンパスが京都検定1級試験に向けて勉強を始動させるいい機会になりました。
会場の同志社大学正門

構内にある重文のハリス理化学館

Home > Archives > 2007-09

Search
Feeds
Meta

Return to page top