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2007-07

地蔵院(竹の寺)

梅宮大社で「看板猫」と戯れていると、時計の針は11時を指していました。
とてものんびりできたので、ここから苔寺方面へ向かってしまうことにします。
「梅ノ宮神社前」バス停に戻ると、ちょうどやってきたのは、市バス29系統「洛西バスターミナル」行。これに乗って、苔寺へ市バスで行く場合の最寄りバス停「苔寺道」で下車。
ここから15分ほど歩くと苔寺に到着するのですが、13時の拝観には、まだ時間がある。そこで、苔寺の手前にある地蔵院へ行くことにしました。もし私が女性であれば、即座に華厳寺(鈴虫寺)へ行くんですけど…。
地蔵院というお寺は、京都市内に2箇所あるのはご存知でしょうか?
もう一つは北区、北野白梅町の近くにあり、通称「椿寺」と呼ばれています。
で、こちらの地蔵院は「竹の寺」と呼ばれるように、参道の竹林が非常に美しいです。

14世紀後半に、細川頼之が創建した地蔵院は、一休宗純が幼少期を過ごしたお寺です。
ちなみに創建した細川頼之の子孫というのが、元内閣総理大臣の細川護熙氏です。

本堂を右に折れると方丈があり、そこの庭園は「十六羅漢の庭」と呼ばれているのですが、撮影不可だったので写真はありません…。
ちなみに、方丈内で庭園を眺めながらたたずんでいたら、さすがは竹の寺、あっという間に3か所も蚊に刺されてしまいました…(>_<)

梅宮大社にて(おまけ)

境内の拝殿で見たものは…

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梅宮大社のアジサイ

一度、梅雨の時期に京都へ行きたいと思っていたんです。
こんなことを書くと「じゃあ祇園祭は?」という声が聞こえてきそうですが、祇園祭は全国から観光客が集結する大イベントなので別格。雨の似合う紫陽花や苔むす庭園を見たいと思い、6/30~7/1という観光客が少ないであろう時期を選びました。
というわけで、6/30(土)は4時に起床。毎度のことながら、京都へ行く時だけちゃんと早起きができるというのは、何故なんでしょうかねぇ。
東京6:43発の〔のぞみ101号〕で京都へ向かいます。睡眠時間3時間未満だったので、小田原を過ぎたあたりから一眠りし、豊橋あたりでお目覚め。新幹線に乗っていると、うんざりするほど長く感じる静岡県を簡単に通過でき、睡眠不足の解消とともに気分は悪くありません。
買ったばかりのノートPCで、午前中にどこへ行こうかと情報収集。午後1時までに苔寺へ行かなきゃいけないので、西へ行こうということで目的地に決めたのが梅宮大社でした。
こちらの神社は「授子安産」の神様。「あんた、その前に他にお願いするところがあるんじゃない?」というツッコミは甘んじて受けますが、京都市観光文化情報システムによると、こちらの神苑の紫陽花が見ごろとなっていたので、その辺は目をつぶらせてもらいました。
境内は、まさに静寂そのもの。神苑内の池のほとりでたたずんでいると、身体の奥から緊張感がほぐれていき、忙しさで文字通り「心が亡んだ」状態だったものが少しずつ修復されていくようでした。

お目当てだったアジサイも、きれいに咲いていました。
【交通案内】
・市バス「梅ノ宮神社前」下車 徒歩約3分
・阪急電鉄嵐山線松尾駅下車 徒歩約15分

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