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2007-02
清水寺で、旅行者のマナーについて考える
- 2007-02-15 (木)
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新春の京都も最終日(3日目)になってしまいました。
この日は、まず清水寺へ行ってみることにしました。今回の旅行では、からすま京都ホテルに泊まっていたので、四条烏丸からバスで清水道へ行くのが一般的なのですが、チェックアウト後の荷物を抱えて歩きたくないので、いったん京都駅で手荷物を預けて清水寺へ。
「京都古都の文化財」として世界遺産に登録されている17ヵ所のうちの一つで、「西国三十三所観音霊場」の第16番札所にもなっています。
で、突然ですが、世界遺産「京都古都の文化財」に指定されている他の16ヵ所って、どこだか知っていますか?
順不同で書くと…
賀茂別雷神社(上賀茂神社)、賀茂御祖神社(下鴨神社)、教王護国寺(東寺)、
西本願寺、平等院、宇治上神社、醍醐寺、延暦寺、慈照寺(銀閣寺)、
鹿苑寺(金閣寺)、龍安寺、仁和寺、天龍寺、高山寺、西芳寺(苔寺)、二条城
え~っと、これで間違いないはず。いちおう京都検定2級合格なので、このぐらいは頭に入っているのであります。(^-^)/
このなかで、行ったことないのは、事前申込みが必要な西芳寺(苔寺)だけですね。
今年は、苔が美しい時期(梅雨時?)に行きたいなぁと、密かに画策しているのですが…おっと、話がそれました。(^^ゞ
清水寺といえば、だれでも知っている「清水の舞台」ですが、あの舞台のある本堂が、国宝に指定されています。
女性の観光客が履くハイヒールが原因で、舞台の補修が必要になっているという話題がニュースになりました。記憶に残っている方もいらっしゃると思いますが、残念ながら、ここは世界遺産なんだ、自分たちの手で守らなくちゃいけないんだ、という意識が欠落しちゃっているんでしょうね…。
京都の街には、国宝や重要文化財があちこちに点在するのですから、観光に訪れる私たちが、もう少しそのあたりのことを意識しなくちゃいけないんだと思います。
そんなことを、舞台のうえで小走りする旅行者を目にして、強く思い知らされたのでした。
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円通寺から上賀茂神社(賀茂別雷神社)へ
- 2007-02-13 (火)
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高桐院でのんびりとした時間を過ごしたあと、こちらもお気に入りのひとつである円通寺へ行き、正月3が日だけ開帳される定朝作と伝わる本尊と御対面。3年前の正月は、何も考えず1月4日に行ってしまい、口惜しい想いをしたので、ようやくリベンジ達成です。
意外にも参拝客が間断なくやってきて、ひとり静かに借景庭園を眺めることは非常に難しそうだったので、1時間ほどで円通寺をあとにして、上賀茂神社に行くことにしました。
円通寺のことは以前書いたので、詳しくはこちらをご覧くださいませ。
で、なぜ上賀茂神社かというと、円通寺からそれほど遠くないし…という理由だけです。ポケロケで、市バス4系統の接近状況を携帯電話で調べてみたら、それほど待たずにバスがやって来そうだったので、北山駅までバスを迎えに行ってから上賀茂神社へ。
鳥居をくぐると、芝生(葵祭の競馬会神事が行われる馬場)で、数人の子供たちが凧上げに興じていました。和凧ではなく市販のビニール凧でしたが、それでも、たこ糸片手に走り回る姿を目の当たりにして、懐かしさを感じずにはいられませんでした。
20数年前、まだ自分が小学生のころは、田んぼの中や河川敷に行き、凧上げをよくやったものですが、この光景も今ではすっかり見かけなくなりました。
「凧上げは電線のない広いところで遊びましょう」という、電力会社のテレビコマーシャルがお正月になると流れていましたが、こちらもいつのまにか放送されなくなってしまいましたね…。
時代の流れといってはそれまでですが、古きよき、日本のお正月のひとコマを観ることができただけでも、上賀茂神社にやって来た甲斐がありました。
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大徳寺 高桐院
- 2007-02-12 (月)
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紅葉でとっても有名な、大徳寺の塔頭、高桐院です。
かつて、JR東海の「そうだ 京都、行こう」のポスターになったぐらいですから、そのお庭の美しさといったら、もう…(以下略)。
わたし、ここ、大好きなんです。
が、実は、紅葉の時期に来たことがありません。
その理由は…落ち着いて拝観できないから。
なので、一般的な観光シーズンを避けて、夏とか冬に訪れることが多いんです。
前回は、京都迎賓館へ行った時(8月下旬)に立ち寄ったので、約4ヶ月ぶりでした。
で、拝観料を支払って中へと進むと…誰もいない。
えっ? 私だけ??
これって、高桐院ひとり占め!!
こんな幸運、めったにないので、拝観受付で抹茶券を購入。
まだ三が日なので、近所にある紫野高校からの音もなく、聞こえてくるのは風の音とその風に揺れる葉の擦れる音だけ。
そこで、ひとり静かに抹茶をいただく…。
なんとも幸せな時間を過ごさせていただきました。
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