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2007-02-05

壬生寺節分会

節分祭シリーズ第2弾。壬生寺の節分会です。2/2と2/3の2日間、壬生大念仏伝言(重要無形民族文化財)のうち、「節分」が無料で上演されるというので、しっかり観てきました。ここでは「炮烙(ほうらく)」と呼ばれる素焼きの大皿のようなものが境内参道の出店に並び、これに家族知人の性別、年齢、願い事を墨で書き入れて奉納するという珍しい風習があります。これらは、4月上演の壬生狂言の「炮烙割り」という演目で毎日割られるのだそうです。日曜日に東寺観智院に行ったのですが、お茶席で給仕されていた女性とすこしお話したところ、その女性も前日の3日に壬生寺にお参りしたら、炮烙の出店がいくつか売り切れ(!)になっていたそうです。こんなこと過去にはなかったらしいですから、今年の節分は各所とも多くの人出で賑わったみたいです…。

六道珍皇寺

年初の京都旅行の記事を、すこしペースアップして書いていくことにします。
六波羅蜜寺までやってきたので、すぐ近くにある六道珍皇寺にも寄り道することにしました。通称「六道さん」。その昔、このあたりが鳥辺野(葬送場)の入口だったことから、現世と冥界の接点(六道の辻)と考えられていました。本堂裏の井戸は、小野篁が冥土へ通った入口だという話も伝えられています。
京都のお盆はこの寺の「迎鐘」で始まり、お精霊さん帰ってくるとされています。ちなみに「送り鐘」は、寺町通りのアーケード街の一角にある矢田寺(寺町三条)にあります。

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