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2006-07

祇園祭山鉾巡行(11) 白楽天山

巡行順11番目の白楽天山で、約3分の1の山鉾が巡行していったことになります。
この山は、その名のとおり白楽天が道林禅師に仏法の大意を問いかけてるシーンを
表しているのですが…下の写真じゃ分かりませんよね?
ちょうどカメラのレンズが頻繁に曇りだして、撮影に難儀していたのです。
雨だけでなく気温も下がり始めていたのでしょう、なかなかいいアングルで
写真が撮れなくなってきたのがちょうどこの頃でした…。

祇園祭山鉾巡行(10) 太子山

巡行順10番目は、油天神山とともに山鉾町の中で一番西側に位置する太子山です。
「太子」の名前のとおり、山には聖徳太子の像が飾られています。
(位置的に太子像の後ろ姿しか撮れませんでした…)
また、山鉾には松の木を立てるのですが、この太子山だけ杉の木を立てています。
ところで、大きな鉾が辻回しをするためには、どうしても数分を要してしまいます。
その間、直後を巡行する山鉾は、↓の写真のように、各交差点の手前で
待機を余儀なくされます。今年は雨でしたので、こうした待ち時間も
引き手の皆さんはご苦労だったことと思います。

祇園祭山鉾巡行(9) 鶏鉾

え~、鶏鉾でございます。
この鶏鉾は「くじ取らず」ではないので、毎年巡行順が変わります。
とはいえ、鉾の中で「くじ取らず」じゃないのは、鶏鉾以外では
月鉾と菊水鉾の3基だけなので、巡行の順番としては9番目(鉾一番)、
13番目(鉾二番)、17番目(鉾三番)のいずれかにしかならないんですけどね。
巡行順を鉾に注目して見ると、長刀鉾(1番目)、函谷鉾(5番目)、鶏鉾(9番目)、
月鉾(13番目)、菊水鉾(17番目)、放下鉾(21番目)、船鉾(23番目)といった具合に
なっており、見事に4基ごとに鉾が配列されています(船鉾は前祭の最後なので例外)。
大型の鉾が等間隔になるように順番が決まっているということは、
やっぱり、巡行での見た目の美しさも計算に入れているんでしょうかねぇ。

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